【IoT】話題のRaspberry Pi,Arduino~IoTを低価格で実現~

IoT

愛知県稲沢市在住の【中小企業診断士✖️IoTプロフェッショナルコーディネーター】が、ものづくりの楽しさをお伝えする《がちゃラボ》です。

今回はIoTや電子工作、教育の現場で使われるSBC=シングルボードコンピューターというものを紹介します。IoTのシステムをお安く構築するための要になる製品になります。

皆さんも、ラズベリーパイ(Raspberry Pi)という名前は聞いた事があるかと思いますが、このシングルボードコンピューター(SBC)には他にもイチゴジャム(Ichigo Jam)バナナパイ(banana pi)というものもあり、見てるだけでお腹が空いてきそうな名前ばかり。(もちろんそういう名前じゃないものもありますが)今回はそんなSBCの中から2つ紹介します!

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そもそもSBC(シングルボードコンピューター)とは?

シングルボードコンピューターとは、明確な定義はないものの、小さなパソコンと思ってもらえれば良いです。計測や制御、ある限定的な用途で使われる、比較的小型なコンピューターです。

考える部分のCPUや、記憶するためのメモリー、また入力を受け付けるための端子があり、何かを制御するための出力端子がある、というのがSBCの基本構成です。

SBCの内部のイメージ。CPUやROM・RAMがありパソコンに近いイメージ

ただし、各社各製品によっては搭載される機能は異なっており、Wi-Fiに繋げる事ができたり、簡易的なプログラミング言語(Python、Scratchなど)が使えたり、とその内容は様々です。

1万円を超えるようなものは珍しく(ほぼ無い?)、比較的安価に購入できるという事で、製造現場や教育の現場で非常に多く使われています。スマート製品の中にも、SBCは組み込まれていたりします。

SBCの代表格!ラズベリーパイ(Raspberry pi)

それでは具体的な製品を見ていきましょう。

まずはシングルボードコンピューターの代表格といえば、こちら。

ラズベリーパイ(Raspberry pi)です。

ラズパイと呼ばれる小さなコンピューターで単品で7000円程度で買えますが、Linux系のOSが搭載されていたり、Wi-Fiに接続できたりと非常に高機能です(価格の割に)。おすすめはケースや電源ケーブルもセットになったスターターキットですね。

OSが搭載されていることで、インターネットを閲覧できたり、Scratchでプログラミングをすることもできます。設定すればメールの送受信も行えます(ちょっと難しいですが)。

GPIOと呼ばれる入出力のポート(端子)も搭載されていますので、センサーやモーターを接続して使うことも可能です。

私は用途を使い分けるために2台持っていますが、それでも1万円ちょっと。その安さから、子供に与える最初のパソコンとしても十分だと思います。

IoTシステム構築のため、そして教育用にも使えるRaspberry piは、おススメです。

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アルディーノ(Arduino)は読み方は様々

次に紹介するのはArduinoと書いて、アルディーノとかアルドゥイーノとか呼ばれるSBCです。

先ほどのラズパイはOSが入ってたりとパソコンに近かったのですが、このArduinoは「パソコンでプログラムし、そして制御される」製品になります。

家電製品の中に小さなコンピュータが入っていますが、イメージとしてはそれに近いですね。

センターやモーターを駆動することは出来ますが、そのためのプログラムはパソコンで開発します。そして、Arduinoに送信し実行することで、センサーからの情報を取り込んだり、モータを動かしたりすることができます。

利点としては、普段使い慣れたWindowsやMacを使ってプログラム出来ることです。ラズパイのOSも決して使いにくいわけではありませんが、慣れてる安心感っていうのは大事ですよねー。

また、互換ボードがたくさん出ており1000円代でも買えるという安さは非常に魅力的です。

その安さに惹かれて、私は4台も買ってしまいました…

さいごに

今回はSBCの代表格のような Raspberry pi と Arduino を紹介しました。イチゴジャムやバナナパイなど他にもSBCは種類が豊富にありますが、まずはラズパイやArduinoを押さえておけばいいと思います。安いですしね〜。

そして楽しみながら、遊びながら色々と試してみてください。まずはやってみましょう。

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